伝達効率
岩橋良昌さん、貴乃花光司さん、長谷川豊さん
お誕生日おめでとうございます
日々、患者さんや業者さん、そして地域の方々と接していると「コミュニケーションコスト」という言葉の意味をひしひしと感じます。これは、相手と意思疎通を図るためにかかる時間・手間・精神的エネルギーのこと。お金の話ではなく、もっと目に見えない「負担」のことです。
例えば、メール1本でも、相手の理解度や状況を考えずに書くと、何度もやりとりが発生します。「え?どういう意味ですか?」と返されれば、説明のためにまた時間を割くことになる。これがまさに、コミュニケーションコストが高い状態です。
私のようにスタッフを置かず、一人で院を切り盛りしていると、このコストは業務全体に直結します。説明不足で誤解が生まれれば、患者さんの不安も高まり、信頼関係に影響しますし、再説明のための時間が診療や事務作業を圧迫します。逆に言えば、最初のやり取りで必要な情報を簡潔かつ正確に伝えられれば、このコストは大幅に削減できるのです。
また、コミュニケーションコストは相手側にも発生します。言いたいことが伝わらない状況は、相手にとってもストレスです。特に医療現場では、患者さんが「説明がわからない」「質問しづらい」と感じるだけで、不安が増し、満足度が下がります。それを防ぐために、私はできる限り短い言葉で、具体的に、そして表情や身振りも交えて説明するよう心がけています。
そして、コミュニケーションコストは「場の空気」にも左右されます。相手が話しやすい雰囲気をつくるだけで、やり取りはスムーズになります。これは診療だけでなく、取引先や役所など、あらゆる場面に通じる話です。
つまり、コミュニケーションコストを下げるとは、
- 最初の情報提供で誤解を生まない
- 必要な情報を相手の立場に合わせて整理する
- 心理的な話しやすさを確保する
この3つを意識することです。
時間もエネルギーも有限だからこそ、「正確でわかりやすく、相手の負担も減らす」ことが、結果として自分の負担も軽くすることにつながります。
当院のコミニュケーションコストはプライスレスです