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保険不可の理由
2025/06/14
整骨院に通っている患者さんが、ある日突然「この治療には健康保険は使えません」と保険者から連絡を受けたら、驚きますよね。実はこのような通達には、いくつかの背景と意図があります。
まず大前提として、整骨院で健康保険が使えるのは「外傷性の負傷(例:捻挫、打撲、挫傷など)」に限られています。肩こりや慢性的な腰痛など、日常生活や加齢による痛みには本来保険は適用されません。
では、なぜ保険者は「使えない」と患者に直接連絡してくるのか。それは、いくつかの理由があります。
ひとつ目は、医療費削減の一環です。柔道整復の療養費は「必要かつ適正なもの」であることが前提。中には、外傷性でないケースや、長期にわたって通院しているケースなど、「適正でない」と判断されるものもあります。保険者はその支出を抑えるために、慎重に審査を行っているのです。
二つ目は、患者からの“事実確認”です。保険者は「本当に通院していたか」「負傷原因を理解しているか」といった確認を、患者本人に行うことがあります。その回答次第では、請求内容に疑義が生じることもあります。
三つ目は、患者から施術所への“けん制”です。患者に強く「保険適用外」と伝えることで、整骨院に自費への切り替えを促すような間接的圧力をかけている場合もあります。これは、制度的にはグレーですが、現場ではしばしば見受けられる状況です。
当院は、保険が使える条件をしっかり説明し、患者さんにもご理解いただいたうえで施術を行うことを大切にしてます。また、保険が使えないケースでは、自費での対応も柔軟にご提案しています。
もし「保険が使えない」と言われて不安に感じた方は、どうぞ遠慮なく当院にご相談ください。分かりやすく丁寧にご説明いたします。